さくやっぴの日記

明日を大人しく待つ人

倫理をべんきょうしよう(ソフィスト)

今日から、私の倫理の復習がてら色々学習していこうと思います。

 

まずは、ソクラテスと言いたいところだが

ソフィストってのを紹介していく。

 

ソフィストっていうのは「弁論術の先生」のこと。まあ、今でいう学校の先生が「ディベート教える」ってのとおんなじ感じかな。

 

ソフィストが誕生したのは、めっちゃ前の時代。紀元前5世紀頃の話だね。

このときのギリシアは民主政治で、とにかく指導者っていうのは一般市民からの支持を集めないといけなかった。

民主政治って、国のみんなと国を治める人がおんなじ意思で動かないといけないからね。どうしても一般市民の共感が必要だよね。

 

そんなこんなで、「相対主義」という考え方が生まれた。

相対評価とかって聞いたことない?

 

自分と相手を比べて「こっちの方が劣っている」とか「優れている」とか考えるやり方。ちなみに対義語は「絶対評価」だね。

「自分は相手と比べずに基準を見て優劣を考えていく」。

 

それで「相対主義」っていうのも全く一緒で、人によって物事の考え方って違うじゃない?だから、もし相手が自分と違う考えだったら「お前はちげええ!俺が正しい!!だって○○なんだから!!」っていう風に相手を弁論で負かそうとしたわけ。

 

この時代において話し合いってもんがなかった感じだね。

 

ソフィストは「弁論に勝って自分の意見を通すためのこと」を人々に教えていたのね。

 

ここでポイントなのは、この時代のギリシアの弁論者には「答えがある」ということ。

例えば、「愛は存在するか」という質問に対して「ある」という立場を弁論者がとるとする。そしたら、絶対にそれが正しいって決めつけるんだ。だから、相手が「はい、あなたの言う通り、愛は存在します」と言うまで、弁論しようってわけ。

 

THE俺が正しいの一点張り。

自己中ってか、そんなんが昔にはウヨウヨしてたわけよ。

 

それを助けるのがソフィスト

授業料とか普通にとってたらしいけどね。

 

ここにメスを入れたのがソクラテス